芸能活動に縛られ、バイトでシフト減らされ給料横領未遂とパワハラにあって金欠。最終的にはうつ病になり親の助けで脱出した話。

芸能活動に縛られ、バイトでシフト減らされ給料横領未遂とパワハラにあって金欠。最終的にはうつ病になり親の助けで脱出した話。

【性別】女性
【年齢】(金欠だった当時)
26歳
【職業】(金欠だった当時)
マルチタレント

【住まい】(金欠だった当時)
アパートで独り暮らし





【金欠になった原因】
芸能活動だけでは難しいのでバイトをしていたのですが、バイト先でパワハラを受けていてシフトをめちゃくちゃに変更されたりして無給で働かされたり、給料横領されそうになったりと酷いことが1年ほど続きました。
早く違うバイトに変えればよかったのでしょうけど、撮影や舞台などに入るとバイトも入れないということもあり、そういうシフト変更が可能なバイトが数少なくて、仕方なくしがみついているしかなかったのが原因です。




【金欠当時の心境と自尊心】
家賃が払えなくなりそうな不安が、ずっとつきまとっていました。
芸能界で成功するのも一握りで難しいですし、自分には全く自身がもてず、携帯代も止められてばかりでした。
光熱費も払えなくなるほど苦しい時は、1日150円生活で頑張っていた頃もあります。
家賃支払いが遅れてしまった時には、大家さんの家が目の前だったので、夜でも電気をつけず、居留守を使って生活することもありました。

【金欠当時の食生活】
月に生活費は1万円くらいでギリギリ生活でした。
舞台稽古中は、ご飯にふりかけかけたおにぎりと、湯でわかして作ったお茶のみ。
ひどい時は、ご飯に塩コショウをかけたものだけ食べたりしていました。
一番苦しかった時は、1日150円までなら使えるという状態での生活でしたので、飲み物すら買えませんでした。
どうしてもジュースが欲しい時には、1日の食費を浮かして買ったような生活でした。

【金欠当時の日常生活】
一番は携帯が止まって、全く連絡がとれないという状態。
仕事の電話もできないですし、友達がいつも生きているか心配で電話をかけてきてくれたくらいです。
お風呂は汚い話ですが、夏なら2日、冬なら3日くらいは抜かずに再利用してました。
ガスと水はとにかく優先に支払いをしていました。
電気は止められたことはあります。




【金欠当時の人間関係】
歌の実力はあったので、いつも事務所のライブの出演権は貰えていたのですが、ノルマとして15000円のチケット代が必要でした。
それが当時は払えなくて、どうしても一緒に出たいという同じ事務所の後輩が、私の分まで払ってくれると言われた時には、本当に恥ずかしい思いでいっぱいでした。
断ったのですが、後輩がどうしても。
とのことで。
凄く自分が惨めでした。




【金欠当時の仕事】
とにかく、芸能活動の給料は売れているわけでもないので生活困難のためアルバイトをしていたのですが、急遽入る芸能の仕事もあるので、急なシフト変更も可能なバイトをしていました。
バイト先では生活できるほどの稼ぎがあったのですが、何が気に入らないのか知りませんが、7年目くらいからパワハラにあうようになりまして、シフト入っていたのに急に休みにされていて、知らされてないので普通に出勤し、帰り際に「今日休みだったのに何できたの?給料出ないよ」と言われたり、休みだったはずなのにシフトを入れられていて、「昨日なんで出てこなかったの?無断欠勤だから罰金ね」などと、きちんと翌日のシフトを確認して帰宅するシステムだったので間違えようがないのですが、シフトをめちゃくちゃにされてほぼ給料が貰えない状態になってしまい、最後、辞めると言った月には、給料さえも横領されて貰えなくなる未遂がありました。
結局、これで人間不信になってしまい、うつ病になってしまって実家へ帰らなければならなくなりました。




【相談と助けてくれた人】
お金がないことは友達には恥ずかしくて相談できませんでした。
精神的に物凄く追い詰められて、生理さえも2年間とまってしまっていました。
親の反対を押し切って始めたことだったので、親にも相談しずらかったのですが、もう本当にどうしようもなくなり親に話をしました。
やはり、親なので助けてはくれましたが、最終的にはもう帰ってこい。
と。
どうしても帰りたくない私は風俗業も考えましたが、結局は実家に帰ることにしました。




【現状】
今はなんとか金欠を脱して、生活に困るほどではない

【転機ときっかけ】
芸能活動を休止というかたちをとり、きちんとした仕事についたことで、金欠から脱出しました。
滞納していた家賃も払い終え、今は実家にいますが、もういちど、芸能活動がしたいということではなく、独り暮らしをして自立したいとは思っています。
当時は何も他の方法が見えず、ただ芸能活動を続けていくにはどうしたら…ということしか頭になかったのですが、今は金欠で苦しかった生活のことを考え、どうしたらお金を稼げるか、ためられるか。
ということを頭に入れて生活しています。




【現在の状況と心境】
当時の貧乏生活の時に恥ずかしい思いをした後輩や友達とは、今も関係をもっています。
親との関係は、多少はギクシャクしてしまいましたが、親子ですのでそれほどではありません。
今はきちんとした職についているので、無駄遣いをしなければ、ギリギリでも生活はしていけます。
特に実家に住んでいますので、親に少しならお金を貸せるほどになりました。
当時の心境に比べたら、本当に今は月とスッポンです。




【学んだこと】
アルバイトもそうですが、不安定な職につくという大変さを学びました。
不安定なら不安定なりに、きちんとした収入のある仕事も身につけておかないと、当時のような痛い目をみることを凄く痛感しております。
当時よりも今は副業も初めていますし、ハンドメイドの資格も取ってショップも開けるまでになりました。
自分のやりたいことだけを見るのではなく、駄目だった時の逃げ道も作っておくことも勇気だと思いました。



【当時の自分へのアドバイス】
芸能活動がしたい、楽しい、その気持ちは凄くわかります。
でも、それで生活ができるレベルではない状態なのを十分に頭に入れて、アルバイトでも収入が減るようなことがあれば、もっと早くに危機感を覚え、周りにももっと恥を捨てて相談すべきだったと思います。
そうすれば、今のように副業という道もあったでしょうし、一人で悩んでいても駄目。
人の意見やアドバイスを受け入れて、その中で自分に合った答えを導き出すことが一番早い解決方法だと思います。