誰からも見放されたと感じた19の秋、職もなく金もなくあるのは支払いのみ。最終的に親に助けられた話

誰からも見放されたと感じた19の秋、職もなく金もなくあるのは支払いのみ。最終的に親に助けられた話

【性別】女性
【年齢】(金欠だった当時)
19歳
【職業】(金欠だった当時)
無職

【住まい】(金欠だった当時)
実家で親と同居だったけれど追い出されて友達の家を渡り歩いていた





【金欠になった原因】
実家を無職の時に追い出されました。
原因は、私の支払い物の多さに比べて家に入れるお金が少なすぎたことと働く気力がなく何度も転職を繰り返していたので親が見放したというものです。
実家暮らしだということにかまけて収入がなくなっても何とかなると思っていましたが実際はそんなことはなく、自分が支払わないといけないものの合計金額だけで10万円を超えていました。
無職の人間に月10万もの大金を用意できるはずもなく、はじめの数か月は親が肩代わりしてくれていましたがとうとうしびれを切らした感じでした。




【金欠当時の心境と自尊心】
自分の中で外で働くことの大変さを分かった気になった時期でしたのでもう働きたくないと思っていました。
でも働かないとお金がもらえなくて支払いもできない、友達の厄介にいつまでもなるわけにもいかないと思っていました。
一番不安だったのはやはりお金をどう工面するかです。
バイトは無駄にしんどいイメージがありましたし、夜職は偏見から抵抗がありました。
何度も職を転々としていたので新たに雇ってくれるところが見つかるのかもわからず、面接などに落ちた時のことだけが脳裏をよぎり働いている想像が全くつかなくて不安でした。

【金欠当時の食生活】
正確な金額は覚えていませんが、月に5000円ほどだったと思います。
もやしとか安く買える食材とおつとめ品コーナーの値引されている野菜や果物を中心に買っていました。
三食食べていると食費がかさむのでなるべく1日1食を心がけていました。
友達の家にお邪魔していたらコンロだけ借りて調理していましたし、実家にみんながいないときに帰って自分の買った食材だけ使って調理をし、事後報告でキッチンだけ借りました、と報告することもありました。

【金欠当時の日常生活】
お風呂をまともに入れなかったのがつらかったです。
毎日友達の家に泊めてもらえるわけでもないので、車中泊することもしばしばあり、そのようなときはやはりお風呂には入れません。
なので平均3日に1回のペースでしか入れなかったのでとても大変でした。
幸い夏ではなかったので匂いはあまり気になりませんでしたが、洗濯などもままならなかったので、女として何かを捨てているような気がしました。




【金欠当時の人間関係】
仲のいい友達には素を見せていたので恥ずかしいという気持ちはあまりなりませんでしたが、あまり会っていない友達に会うのは気が引けました。
というより会いたくなかったです。
メイクもろくにできなかったのですっぴんのままでしたし、そんな自分を見せて何の得があるのかと人と会うことが本当に嫌でした。
家族にも会わせる顔がないと思っていたので連絡も最小限でしたし、早く頼っていたらこんなことにならなかったのかもしれませんが追い出された手前どう言葉を伝えたらいいのかわからず会えませんでした。




【金欠当時の仕事】
無職で就職先がないのと探す意欲が湧きませんでした。
苦労は全く夜が眠れなくなったことです。
お金の心配ばかりして、詐欺まがいのサイトに引っかかったこともあります。
副業などの甘い言葉に騙されて何も信じれなくなりました。
収入がないので気分転換しようにもできませんし、ストレスも溜まる一方でした。
全部が負のスパイラルにハマってしまい抜け出せなくなっていました。




【相談と助けてくれた人】
相談はできませんでしたが、最終的に助けてくれたのは母親でした。
今どうしているのか、困っているならなんでそうなっているのか理解してきちんと納得のいく説明をしに帰ってきなさいと言われました。
正直涙が出ました。
どんなに腐っても親は親であなたはいつまでも子供なのと言われたのには驚きましたし、なんでこの人に見捨てられたと悲観していたのかわからないほど救いとなる言葉でした。
就職できるようにいろいろなところに連れて行ってくれてこんなものもあるよと視野を広げさせてくれる行動にとても感謝しました。




【現状】
今はなんとか金欠を脱して、生活に困るほどではない

【転機ときっかけ】
まだ裕福とか贅沢できるレベルではありませんが、やはり自分でお金を稼ぐ楽しさを見つけられたことが一番大きいと思います。
母親に連れられて行った先で知り合った社長にスカウトされ、もう辞めましたが会社に就職することができました。
そこで怒られるだけでなく伸ばしてくれる上司に出会うことができ、続ける意欲を沸かせてくれました。
さらに、年齢の近い友人もでき、仕事終わりに食事に行くなどして業務だけでない楽しみができたのでどんどん好転していきました。




【現在の状況と心境】
当時と比べると今は全然お金に困っていません。
もちろん、もっと稼ぐためにどうすればいいかを試行錯誤しながらではありますが、何とかなっています。
人間関係に変化はあまりありません。
困っていた時に助けてくれた人たちに今は恩返ししているのと、何も手を差し伸べてくれなかった人たちとはもう連絡を取っていない、それだけです。
やはり困った時にこそ人の本性が出ますし、相手の本性や本当い気遣ってくれるのかどうかも見極めることができるなと感じました。
現在、仕事は訳がありできていませんが、当時出会った社長さんにはとても感謝しています。




【学んだこと】
頼ることの大切さです。
一人で何とかしようとしてもどうにもできない、ならない問題は多々ありました。
それを抱え込んで限界まで持たせたために最終的に爆発し、周りから見放されると感じる原因にもなっていました。
頼ることは恥ずかしくないということを今では学びました。
頼ることで事態が好転することを身をもって学ぶ機会でした。



【当時の自分へのアドバイス】
まずは、仕事の楽しさを学んでほしい、そして親は敵じゃない、頼れる人だし向こうも頼ってほしいと思っている。
スマホでの副業なんていう甘い言葉に騙されると痛い目見るぞ。
何とかなるけど、行動しないとどうにもならないからまずできることを考えて恥を捨てて。
解決した後になんだこんなことで悩んでいたのかって馬鹿らしくなるから、できることを探して行動してみて。
最低でもこれだけは伝えたいです。