24歳、音楽制作業。お金に困ったら素直に働く、人に頼るより頼られる人間になる。関わる友人や親には迷惑をかけない。です。

24歳、音楽制作業。お金に困ったら素直に働く、人に頼るより頼られる人間になる。関わる友人や親には迷惑をかけない。です。

【性別】男性
【年齢】(金欠だった当時)
24歳
【職業】(金欠だった当時)
音楽制作関係 (音響オペレート レコーディングエンジニア)

【住まい】(金欠だった当時)
東京 吉祥寺で1人暮らし





【金欠になった原因】
私はプロミュージシャンに憧れ地方から上京しレコーディングエンジニアの専門学校に通っていました。
直ぐには音響などの仕事には有りつけず、当時、楽器販売のアルバイトについていました。
当時バンド活動も行っていて、始めた頃は自腹でライブハウスのノルマを払っていました。
少しずつバンド活動が上手くいくようになり、インディーズレーベルからCDを出す話がでて音楽制作に力を注ぐべくアルバイトをやめてしまいました。




【金欠当時の心境と自尊心】
アルバイトを止めた理由が、止めないと一生プロ活動はできないと勝手に思い込み意地でも音楽制作だけで生活して行こうと言う自分なりの決心でした。
そして、収入は月に4-5万円くらいの録音と音響オペレ―トの仕事でした。
音響オペレートの仕事は、イベントの終了時間が決まっているものなので時間が見えますが、やりがいがあるとはいえ録音作業は徹夜で行ったり、時間が見えなく、しかも1件の単価が2-3千位の仕事しかできませんでした。
少し仕事が増えても単価が上がらなかったので仕事が終わって何も無い時はそのまま死んでしまうのではと、かなり追いつめられました。

【金欠当時の食生活】
食事はコンビニ弁当とインスタントラーメンで1日一食だけでした。
仕事が無い時は自炊出来なくは無かったのですが、仕事が無いと言う恐怖心から逃れるためほとんど家にはいませんでした。
録音現場でまれに仕出しの弁当が有るので少し多く貰っていました。
仕事が少なくなるにつれその機会も無くなってしまい。
困窮しました。
食費は1万から2万円、仕事が何も無い時はカロリーが消費しないようにとか考えて、寝てました。
しかし空腹は関係なかったです。

【金欠当時の日常生活】
当時携帯は仕事で必要なので持っていましたが、電気が止まり、ガスが止まり、最後に水道が止まり、気が付かず、税金を払い忘れて口座からお金が持っていかれてました。
これはかなりショックでした。
電気が止まれば、夜は寝るだけに帰りガスが止まれば水風呂に入り、水道が止まれば、公園で水分を補給していました。
ほぼホームレスの状態になりました。




【金欠当時の人間関係】
人間関係は仕事に必要なのでしょうがないのですが、プライベートの知人と食事に行く事は仕事が忙しいとほとんど断りました。
異性と付き合うきっかけが有っても貧困が伝わらないようにさけてました。
親にお金を最初は借りていましたが、生活して行かれなければたびたび実家に戻れと言われるので、言いにくくなり関わらないようになりました。




【金欠当時の仕事】
一番つらい事は、仕事が無くなれば無くなる程横の同業者のつながりが薄くなりどんどんいろんな事を頼まれ無くなり、仕事をこなさなければ技術的にも向上できませんし、実績にも繋がらないのでこれまた仕事が来ないと言う負のスパイラルに乗ってしまいました。
しかしプロミュージシャンで食っていくと言うプライドが許さずに他の仕事をしないようにしていました。
何とも愚かな選択でした。




【相談と助けてくれた人】
幸い一緒にバンドを組んでいるメンバーで一般就職をして、音楽は副業とわりきっているメンバーがいたので、本当に困った時にはお金をあても無いのに借りたり、以前付き合っていた彼女に援助してもらったりと、今振り返ればサイテーの人間でした。
しかし徐々にそういう人間関係を続けていると人が周りにいなくなって行くのを見に染みて感じました。




【現状】
今はなんとか金欠を脱して、生活に困るほどではない

【転機ときっかけ】
転機のきっかけはやはり変なプライドを捨てた事だと思います。
幸い再び楽器関係の仕事に就き何かしら自分の技術的なことや経験も生かせるような仕事であったと思います。
4-5年はアルバイトで、もしかしたらまた音楽の仕事が来るかもしれないので、身軽になっていようと考えていましたが、歳が立ち自分の技術レベルもニーズも無いと思い社員になりました。




【現在の状況と心境】
現在は全く関係の無い仕事に就いています。
不摂生が原因か体調を崩ししばらく休職していました、今振り返れば自分の試せる限界を知る事が出来たので人生に悔いはないですが、早い段階でこの仕事しかしないと言う事に気が付いて上手く立ち回れば良かったなとは後悔しています。
何かしら細く長く続けた方が結果良かったのかと考える事は有ります。




【学んだこと】
お金を人に借りたりしていると、あまり良い印象は得られません。
信用も無くしますし、期待されません。
そういう事で機会損失と言う最大な悪い原因を作ってしまう事に後で気が付きました。
人間関係は本当に仕事と人生で一番大切なことだと思います。



【当時の自分へのアドバイス】
重なりますが、人にお金を借りない、逆に人の庇護は素直に受け止める、意地を張らないで素直な気持ちで人と向き合っていると自然と周りの人が必ず助けてくれますし、本当に貴重な機会が訪れると感じました。
お金以上に人間関係は価値が有るものだと今更ながら感じます。
趣味で生きて行こうとしましたが、お金がない音響の仕事をしている頃は結局楽しくも無く苦しいだけで、本来目指しているプロの姿ではなかったのだと思います。
何かしら本当に楽しみたい事はプライベートで向き合った方が自分には合っているんだと何年もかけて分かりました。