正社員がいやで辞めたけれど、派遣社員になってお金に困り、実家に戻って生活を再建した話

正社員がいやで辞めたけれど、派遣社員になってお金に困り、実家に戻って生活を再建した話

【性別】女性
【年齢】(金欠だった当時)
30歳
【職業】(金欠だった当時)
派遣社員

【住まい】(金欠だった当時)
賃貸アパートで一人暮らし





【金欠になった原因】
派遣社員を数か月で転々としていたため、定収入と呼べるものがなく、また派遣業務の収入そのものも少なかった。
しかも健康保険料などもかかり、カードの支払いなどもあったため、生活費や光熱費をかなり切り詰めなければならず、まさに爪に火をともすような生活をしていた。
仕方なく、2つあった銀行口座を1つ解約して生活に充てたりもした。




【金欠当時の心境と自尊心】
仕事をしてはいたが、満足な収入が得られず途方に暮れることがあった。
しかしこの仕事を辞めてしまえば、もっと困ることになると思い、何とか踏みとどまった。
とにかく派遣期間が終わったら、何でもいいから定収入のある仕事を探そうと思いつつ、そのれにかかるお金が必要だったし、短期間の仕事なら世話してもらえたので、つい半年ほどそのままになっていた。

【金欠当時の食生活】
月々の食費が2万円もなく、当然外食もできなかった。
毎日のようにコンビニで安いお惣菜や麺類を買って食べていた。
昼食は写植を使ってよかったので、ほとんどそこで済ませていた。
朝食はパンとコーヒー程度だったので、そこまでお金はかからなかった。
ただ友達から食事や飲み会に誘われた時、どのようにして断るかでひどく悩んでいた。

【金欠当時の日常生活】
携帯はその当時ガラケーで、緊急の用があった時の連絡にしか使わなかった。
光熱費はいつも遅れがちで、給料が入ると2か月分ほどをまとめて、電力会社やガス会社の窓口で払っていた。
とにかく電気を使えないとか、お風呂に入れないとなると困るので、その分だけは頑張って払っていた。
あと歯の具合が悪くなった時、歯科医にかかれないのがつらかった。




【金欠当時の人間関係】
やはり食事とか飲み会に出せるお金がなく、そのため付き合いが悪いと思われるようで、悩んでいたことがある。
当時はSNSを使っていなかったので、メールで連絡を取っていた。
ごく親しい友人にだけ、今あまりお金がないから、ちゃんとした仕事をするようになったら会いたいとメールしたことがある。
仕事をしていたので、最低限のメークをして、そこそこの服装はしていた。




【金欠当時の仕事】
仕事内容は自分に合っていると思ったが、何よりも収入が少ないのがやはり痛かった。
他にアルバイトを探そうとしてもなかなかなかったし、資格を取ろうと考えたこともあるが、それもお金がなくて難しかった。
元々正社員を辞めて派遣社員になったのだが、これだったら多少合わない仕事でも、正社員の方がよかったなと思ったこともある。




【相談と助けてくれた人】
まず役所に相談に行った。
そこで勧められたのは、実家に一旦戻ってはどうかということだった。
私もこれには悩んだが、今のままで生活していても、出て行くお金の方が多いので、一度実家に戻って決まった分を貯金しようと思った。
そして両親に相談して、使っていない和室を自分の部屋として、普段使わない物を倉庫にいれ、また引っ越しという時にすぐ出せるようにした。




【現状】
今はなんとか金欠を脱して、生活に困るほどではない

【転機ときっかけ】
やはり実家暮らしをすることで、金欠から抜け出すことができたし、ちゃんとしたものを食べられるようになってありがたかった。
その後2年ほど実家暮らしをしていたため、お金もたまり、余裕を持って就活をすることができた。
幸い正社員にもなれ、2年経ってもう一度家を出て一人暮らしをするようになった。
金欠の人は、一番お金を使わなければまらない点、たとえば家賃などについて、もう一度考えるといいと思う。




【現在の状況と心境】
今は正社員として仕事をしている。
実は事実婚状態である。
正社員になって3年目に知り合った、取引先に勤めている人で、特にこの人と一緒に暮らそうと思ってはいなかったものの、何となく気が合うので一緒に住もうかとなった。
おかげで今は、かなり余裕のある生活を送っている。
それを考えると、あの時正社員になってよかったのかなと思う。




【学んだこと】
仕事内容や収入にもよるが、派遣社員での一人暮らしはやはり大変である。
一人暮らしと言うのは結構お金がかかるものだから。
お金がない時はカードローンも利用しようかと思ったが、結局返済しなければならないし、派遣だと審査に通るかどうかもわからないのでやめておいた。



【当時の自分へのアドバイス】
まず正社員を辞めるなと言いたい。
正社員でいれば、収入の点でもキャリアの点でも何かしらプラスになる。
私の場合、どうしてもこの仕事が合わないと思って辞めたのだが、その時相談に乗ってくれる人がいたらよかったと思う。
そのためにも、まず職場で気の合う先輩とか同僚に、辞めようと考えていると話を切り出してみるといいかもしれない。