おいしい話に乗ってしまい、学生ローンから借金をして返済地獄に陥ったが、人生の伴侶と出会い、当たり前の生活が取り戻せた話

おいしい話に乗ってしまい、学生ローンから借金をして返済地獄に陥ったが、人生の伴侶と出会い、当たり前の生活が取り戻せた話

【性別】男性
【年齢】(金欠だった当時)
22歳
【職業】(金欠だった当時)
学生

【住まい】(金欠だった当時)
アパートで独り暮らし





【金欠になった原因】
大学三年の21歳の11月頃、友人から「儲かる話」がある時言われ、その友人が最近始めた稼ぎ方を教えてもらうことになりました。
本人からは説明できないとのことだったので、当時埼玉県に住んでいましたが、新宿まで稼ぎ方を提供してくれる人に会いに行くことになりました。
2時間ほどその人から説明を受けたところ、未上場株式を個人債権という形で出資し上場するタイミングで売却するというものでした。
当時知識もなかったので友人との信頼関係だけで話にのったが、1口70万円かかるとのことで学生ローンに行きお金を借りました。
説明では3ヶ月後には出資した金額の3倍になるとのことでしたのでアルバイトもやめましたが、出資したお金が戻ってくることもなく返済に追われることになりました。




【金欠当時の心境と自尊心】
日銭を稼ぐために当時人気のあった日雇い派遣に登録していましたが、大したお金も稼げず、稼いだお金をギャンブルにつぎ込み負けた日は何もすることができないので家に引きこもり、日銭が増えた時は返済にあてられるお金が増え喜んでいたのを覚えています。
しかし出資したお金が返ってくるだろうという期待もありましたので、最低限しか返済は進めずに長い期間ローンを借りていました。
学生ローンからお金を借りたということが親にばれないかが一番不安でした。

【金欠当時の食生活】
月の食費は3000円程度であったかと思います。
余裕がある日は牛丼屋で米を食べ、スーパーに行っても閉店前の半額になったお惣菜などや小麦粉やパスタを買っていました。
小麦粉は具のないお好み焼きになりますし、パスタは調味料があれば食べられる食材だったので重宝していました。
当時は就活や実習などで短期的に地方にいる友人がいたので、余っている食材をもらいに埼玉から茨城まで行ったことを覚えています。
レトルト食品を大量にもらうことができました。

【金欠当時の日常生活】
当時は学生であったことや、周りに一人暮らしの友人が多かったので電気、ガス、水道など止まってもあまり大変ではありませんでした。
私の場合は収入も少なかったですが、それ以上に借金をしてしまったことの返済が一番大変でした。
銀行振込が間に合わなければ学生ローンの店舗ATMまで行き返済をするなど。
返済が遅れたことにより親へ連絡がいくのではないかという恐怖が一番でした。
当時は返済が人生で一番の優先事項であり、心の余裕もお金の余裕もなかったことを覚えています。




【金欠当時の人間関係】
当時お金がなかったので恋愛をする気にもなれませんでした。
「恋人ができれば金がかかる」そう思っていました。
それよりも借金があるというだけで自分に自身がもてなかったです。
自己投資にかけるお金もありませんでした。
今思えば色々とできた年齢であったと思いますが、自ら選択をなくしていたことで人間関係の広がりについては損したと思います。




【金欠当時の仕事】
知り合いの経営者から物販の仕事をもらっていましたが、フルコミッションであったので、月の収入が0円なんてこともざらでした。
仕事をしないと稼ぎがないので年間350日以上営業に回りますが、交通費なども出ず、個人負担だったので売り上げの必要経費を考えると0円ではなくマイナスでした。
未上場株式の売却益で得たお金で友人と起業しようとしていたので大学もやめていたため今更就職も出来ず変なプライドだけでその生活をしていたと思います。




【相談と助けてくれた人】
営業の仕事を5年ほどやっていましたが、当時お付き合いすることになった恋人(今の奥さん)との出会いが考え方を変えました。
この人と結婚したい。
と思ったのがきっかけの一番で、不安定な仕事でもあり、時間もない中、今のままではこの人と結婚できないと思いました。
それから仕事をやめ、借金の話も打ち明けました。
借金残高も数十万残っていましたが、そのうちの数十万を何も言わずに立て替えてくれました。
そこから借金返済が目標となり、目的が結婚にかわったと思います。




【現状】
今はなんとか金欠を脱して、生活に困るほどではない

【転機ときっかけ】
きっかけは相談できる人ができた事です。
私の場合、経緯からすべてを話せる人ができたことにより心の苦痛も軽減されました。
結果、借金返済の支援も頂けたことで、日々の生活に余裕が生まれたこと。
私の経済状況を把握してくれているので一緒に完済にむけて協力してくれたことが脱却できた要因だと思います。
後ろめたいことは信用できる人に伝えることがメンタルを保てる秘訣かと経験から学びました。




【現在の状況と心境】
考え方が180度かわりました。
仕事も変え、定期的な休みも取れる職場で家族との時間を過ごせることや、お金のことを気にせず仲間と飲みに行けたり、世間一般では当たり前の社会人かもしれませんがその当たり前ができていることに感謝していることです。
20代前半の時は身の丈に合っていない行動などして、一般的、平均値、を嫌ってきましたがそれすらできなくなっていた自身の過去を考えると幸せです。




【学んだこと】
お金に困ると心のも荒んでいきます。
心が荒んでいくと余裕をもてなくなり、時間にルーズになったり、人生の行動に制限がかかったと思います。
お金に余裕があることに越したことはありませんが、心と時間に影響しないお金との付き合い方が大事であると学びました。



【当時の自分へのアドバイス】
収入と支出のバランスと理解すること。
そして向き合うことが大事であると伝えます。
言葉にするのは簡単ですが、現実から目を背けたくなる状況になる前に日々確認して欲しいことです。
しかしながらそのような経験があったから今があるわけで、お金がないからといって諦めずに色々なことにトライしてほしい。
ひとりで悩むのではなく打ち明けることも時には大事だと思うし、お金によって心が崩壊しないことが未来へつながるのではないかとも思います。